計りなし、洗い物ひとつ、材料3つで飛田和緒の大好物「バナナのフライパンデザート」
大好物のカラメルバナナ
「一番好きなのは、砂糖を焦がしてカラメルを作り、バナナを入れて焼きつけるカラメルバナナ。ほろ苦いカラメルに、甘いバナナの組み合わせは最高です」 バナナは加熱するとオリゴ糖が増え、腸内細菌のエサとして働くことで腸内環境が整うことが期待できます。 おなかの調子が乱れやすい人には火を通した食べ方がおすすめです。 カラメルバナナトースト 「カリッと焼いた食パンにのせて食べるのが好き。あればシナモンパウダーをふると風味がアップします」。焼き汁がおいしいので、トーストにのせたら、フライパンに残った焼き汁もゴムベラでしっかりと取り切ってかけています。 材料(1人分) バナナ 2本 砂糖 大さじ3 バター 大さじ1 作り方 1フライパンに砂糖と水大さじ2を入れて弱めの中火にかける。しばらく触らずに加熱し、砂糖に薄く色がついてきたらときどき混ぜながら煮詰める。 2バナナは皮をむいて縦半分に切る。途中で折れても気にしない。よく熟すと柔らかくなるので、折れやすいもの。 3 1が焦げ茶色になってきたらバナナを入れて焼きつける。返してバナナにキャラメルをからめ、バターを加えて溶かす。 「好みの厚さの食パンをトーストしてのせシナモンパウダーをふりましたが、器に盛ってアイスクリームや水きりヨーグルトを添えてもいいですよ」 筆者は魚焼きグリルで一緒にパンも焼き、トーストに焼いたバナナをのせて朝ごはんにしています。食べきれなかったら冷凍もできるので、お値下げ品のバナナを安心して買えるようになりました。 昨日はぺったんこ冷凍したバナナを解凍し、バナナケーキを焼きました。普段は1本のところを、今回は冷凍バナナ2本使用。冷凍だと量を増やしても混ぜ込みやすく、いつもよりおいしくなった気がします。 すぐに解凍できるぺったんこ冷凍は、本当におすすめです。 取材・文:相沢ひろみ
飛田 和緒(料理家)