皇學館大がアンカーで逆転V!名古屋大、愛知工大との接戦制して2年ぶり優勝/東海学生駅伝
12月8日、第86回東海学生駅伝が美浜町運動公園陸上競技場を発着点とするコースで開催され、皇學館大が2年ぶり7回目の優勝を飾った。 東海学生駅伝の成績をチェック! 今回からコースが大幅に変更となり、実施距離も7区間63.5kmから6区間54.9kmへと短縮。オープン参加を含めて21チームで争われ、序盤から優勝経験のある皇學館大、名古屋大、愛知工大、中京大、岐阜協立大、三重大が1分以内でひしめく混成となった。 1区では名古屋大、2区では愛知工大が先頭に立つなか、皇學館大は3区終了時点で6位と後手を踏んだものの、4区(9.1km)の新間圭が2人抜きで4位に浮上。続く5区(11.4km)では、エースの岩島昇汰(4年)が区間賞を獲得し、愛知工大と中京大をかわして、首位の名古屋大に6秒差にまで迫った。さらに、アンカーを任された前野皓士(2年)が序盤で名古屋大を抜くと、その後はさらにリードを広げて2時間48分19秒でフィニッシュ。連覇が途切れた前回の雪辱を果たすとともに、来年の出雲駅伝の出場権を手にした。 前回に続く優勝を目指した名古屋大はわずか13秒差で涙。3区まで先頭を走った愛知工大は2時間49分00秒で3位だった。
月陸編集部