新年はやっぱり和菓子が食べたい!【東京の名物まんじゅう5選】《スイーツなかのイチオシ新年の手土産》
あけましてよろスィーツ! スイーツなかのです。 新年恒例の和菓子特集。今年は、東京で長く愛されるおまんじゅうを特集してみました。王道から知る人ぞ知るおまんじゅうまで幅広くセレクト。 【画像】新年の手土産に!【東京の名物まんじゅう5選】の画像を見る 新年の贈り物にもおすすめです。
織部焼を模った至福のまんじゅう
◆秋色庵 大坂家 三田にある「秋色庵 大坂家」。創業300年以上の歴史を誇る、東京を代表する老舗和菓子屋です。 人気商品のひとつ、緑の釉(うわぐすり)が特徴の織部焼をモチーフにした「織部饅頭」は、当時近所に住んでいた作家・山口瞳さんのお母様からのリクエストがきっかけで、戦後に考案されました。 釉薬の垂れる様子が表現されていて、凛とした佇まいが心に残ります。筆などは使わずに独自の手法で作られており、作り手によって個性が出るため、焼き物と同様に二つとして同じものはできないのだそう。 薯蕷(じょうよ)まんじゅうなので山芋と米粉が使われているのですが、米粉の細かさにもこだわり、独自配合のふっくらとした生地に仕上がっています。舌触りのいいこし餡は、生豆を水に漬けるところから製餡まで、一貫して店の奥の工場で作っているのだとか。 食べ応えのある生地は満足度が高く、あんこの上品な甘さと一体感が素晴らスィーツ! 日本の伝統が詰まった風情あるおまんじゅうです。 秋色庵 大坂家 所在地 東京都港区三田3-1-9 電話番号 03-3451-7465
大粒の栗がたまらない極上栗まんじゅう
◆虎ノ門 岡埜栄泉 虎ノ門にある「虎ノ門 岡埜栄泉」。大正元年創業の老舗で、名物の豆大福は東京を代表するお菓子として長く愛されています。 岡埜栄泉といえば豆大福の印象が強いのですが、こちらの「栗饅頭」は創業当初より作られている、知る人ぞ知る逸品。ツヤのある焼き色は何度見ても美しく、封を開けたときから惹き込まれます。 大きな特徴は、ごろっと大きな栗が入っていること。大粒の栗は、一つ一つ手で包まれ、しっかり満足感を得られる大きさにしたいという先代の想いを踏襲し、大きさは当時のまま、その味を守り続けています。 栗に合わせる白餡は、北海道産の大手亡豆を使用。豆大福のこし餡と同様、自家製にこだわり、風味豊かなあんこが楽しめます。 生地の香ばしさに包まれながら、ほっくりとした栗の味わいに、白餡のまろやかな甘さが合わさった三位一体の味わいがナイスィーツ! 一度出会えば、誰しもが虜になる極上の栗まんじゅうです。 虎ノ門 岡埜栄泉 所在地 東京都港区虎ノ門3-8-24 電話番号 03-3433-5550