【新日本】内藤哲也&高橋ヒロムがヤングバックスに挑戦状「トランキーロでいられなかったわ」
<新日本プロレス:大田区大会>◇6日◇東京・大田区総合体育館 第7試合のタッグマッチで「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の内藤哲也&高橋ヒロムが、「ファンキーソース」田口隆祐&アレックス・ゼインと対戦。内藤が8分36秒、デスティーノで田口を仕留めて勝利した。 終盤、内藤は田口にオーマイアンドガーアンクルで捕獲されたが脱出。田口はすかさずケツイェ、そしてオヤァイポーズから突進した。内藤はこれをかわし、ヒロムが田口に串刺しヒロムちゃんボンバーをお見舞い。 そして内藤の延髄斬りからヒロムがヒロムちゃんボンバーをたたき込むと、内藤がジャックナイフ式エビ固め。これはカウント2ではね返された。ならばと内藤&ヒロムは田口に連携のトルネードDDT。最後は内藤が田口にデスティーノをさく裂させて3カウントを奪った。 試合後のマイクで内藤は「ブエナスノチェ~ス(スペイン語でこんばんは)、大田区~! 昨日、東京ドームにて行われた、IWGPタッグ3WAYマッチ。俺とヒロムは勝利できませんでした。俺たちは直接敗れてねえよ、な~んてことは、俺は言いたくないし、IWGPタッグチャンピオンチームになったヤングバックス。俺とヒロムの挑戦をぜひ、受けてくれよ! 今日の大田区大会、『NEW JAPAN WORLD』で観てるのか観てないのか、その答えはよくわからないけど、いい返事、待ってるぜ! カブロン!!」とAEWに所属するIWGPタッグ王者組ヤングバックスへの挑戦を表明した。 そしてバックステージでヒロムが「いや~、内藤さん、早かったですね、ミスター・トランキーロが。1日もたってない間に答えを出してくれるとは。焦っちゃったんじゃないんですか? 大丈夫ですか? らしくないですよ」と内藤をひやかすと、内藤は「東京ドーム、東京ドーム、大田区と3連戦して疲れちまったよ。そりゃさ、焦っちゃうよ。冷静な自分でいられなかったわ」。昨日の今日ですぐヤングバックスに挑戦状をたたきつけ、普段のトランキーロ(あっせんなよ)でなかった理由を説明した。 ヒロムは「俺は素晴らしいと思います。俺は今年は挑戦の年にしたいから。内藤哲也と戦ったことにより、俺の心にあった塊がゴソッと取れ。自由の身というかね。もう自由ですわ、解放!」と2025年へかける意気込みを示し、加えて「これはみんな勘違いしないでくれ。俺はジュニアヘビー級の高橋ヒロムだ! 決して、明日からヘビー級です、ではない! ジュニアヘビー級の1人の男として階級の違う者同士、IWGPヘビー級のタッグに挑むということだ」と、IWGPタッグ王座への挑戦が、ヘビー級転向ではないことを強調していた。