東京マラソン2020 招待選手会見(全文4)まず代表の座を勝ち取りたい
人類にとって非常に大変なこと
レマ:今年は特別なことが起きています。人類を滅ぼしてしまうかもしれない病が世界中ではやっています。これをコントロールすることはできませんし、どこに病があるのか、それを知ることもできない。自分自身で守るということもできない。人類にとって、非常に大変なことだと思います。薬が発見されるまで、治療薬あるいは予防のための薬が発見されるまでは、人類にとって非常に大変なことだと思います。 ある国から別の国へ、ある世界から別の世界へと渡航することがなくなれば、人類がほかのところへ移動することがなくなればいいのかもしれませんが、それも難しいことです。人類にとって非常に心配な病です。ですから神様になんとかしていただかない限り、大変なことです。私たち1人1人ができることはというと、神を信じて祈ること。特別に自分たちで注意をするのは困難です。私たちが別々に、離ればなれに、一人で暮らしているというのであれば良いのかもしれませんが、そのようなことはできません。そしてこの病気は兆候も見られることがなく、非常に心配なものです。 このような病気が襲ってきていますから、神様に守っていただくようお願いするしかありません。自分ではどうしようもすることができません。ウイルスですから、接触による伝染、あるいは空気感染、いろんなことが考えられますので、非常に心配です。
五輪への思い、意気込みは?
司会:ありがとうございました。お時間の都合がございまして、海外選手の質疑応答はこれで終了させていただきます。選手の皆さま、ありがとうございました。 このあと、マラソン国内招待選手の質疑応答に移らせていただきます。国内選手の質疑応答、お伝えしましたように、このあと2つのグループに分けて進めてまいります。最初のブロックで大迫選手、設楽選手、井上選手、山本選手、村山選手、佐藤選手にご登壇いただきます。 それでは最初の6選手をご紹介させていただきます。大迫傑選手、東京・Nike。設楽悠太選手、埼玉・Honda。井上大仁選手、長崎・MHPS。山本憲二選手、広島・マツダ。村山謙太選手、宮崎・旭化成。佐藤悠基選手、東京・日清食品グループ。この6選手にご登壇いただきました。なお、ご質問に関しましては今回のレースに関する内容のみで、よろしくお願い申し上げます。それではご登壇の6名の選手に対する質問があります方は挙手をお願いいたします。それでは真ん中の列、スタッフがマイクをお持ちします。 NHK:すいません、代表のNHKです。よろしくお願いします。それぞれの選手にお伺いしたいんですけども、今回オリンピックの代表選考レースになっていますが、オリンピックへの思い、意気込みを聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。 司会:では大迫選手から。 大迫:まだ決まってないのでなんともというところが正直なところなんですけど、東京五輪マラソン選考レースですので、まずはしっかりと代表の座を勝ち取るというところが1つ、まず目先の目標になってくると思います。その先はその先でまた、あとで考えたいなと思っています。 司会:では設楽選手、お願いします。 設楽:自分も特に、今は応援する立場ですので特に意気込みとかはないですけど、まずは東京マラソンは楽しんで走りたいと思います。 司会:井上選手、お願いします。 井上:はい。もう今はあさっての試合のことで頭がいっぱいなんで、特にオリンピックについて考えていることは今はないです。