中学受験、出遅れた!? 通塾4ヵ月の親子が痛感している「小5スタート」4つのデメリット
小5から中学受験をスタートするデメリット
中学受験ってその人が育ってきて文化圏や今住んでいるエリアによって、過熱ぶりは全然異なります。私が住んでいた小学校は、そこまで中学受験は盛んではありませんでしたが、当時住んでいたマンションの同級生はことごとく中学受験しました。お母さま達の中で、情報交換がされていたのでしょう。うちの母は全く興味がなかったみたいですが、近所の仲の良いママ友の娘さん(私の友達)はガッツリ受験していました。 【前回はこちら】「小5スタートの中学受験」大きく出遅れたと思ったけれど…通塾4ヵ月の親子が実感した「意外なメリット」とは? 同じようなことが、クラスや学年によってもある気がします。 我が長男もおそらく、今の学区でなければ中学受験したい!とは言わなかったと思います。仲の良い友人の多くが受験するので、その世界を覗いてみたい…と思ったのではないでしょうか。 とはいえ、私も夫も全く中学受験を考えていなかったので、まぁちゃーんと出遅れた訳です。ちまたでは小2の2月(新小3)や遅くても小3の2月(新小4)からスタートする中学受験、まぁ小4の2月(新小5)からでもいけるでしょ~って。余裕ぶっこいていました。 中学受験をする多くの大手塾が推奨しているのが『小学生が4年生からのスタート』。小5スタートとなると、そりゃデメリットもございますよ。 小4の2月にいざ塾へ行ってみて、大きく出遅れていることに気がついた親子が、通塾開始から4か月が経ったいま、肌で感じている「中学受験、小5スタート」のデメリットをあげてみました。
デメリット(1)突然始まる、過度な学習負担
徐々に進めるのではなくいきなり『ガチの中学受験生』のルートに乗せられてしまうのが小5スタート。「ある日突然猛勉強が始まる」感覚。親子ともに。勉強の過度な集中や負担が生じ、ストレスを感じることがあります。 いや感じない人いるのか!? そんな人がいたら凄すぎる。 中学受験塾は学校の宿題とは違い、膨大な量の宿題や覚えるべき範囲があります(塾にもよりますが)。常に追いかけられている気分。とにかく親子ともに焦るので、4年生の塾の課題が少ない時期からリズムを作っていた方がよいかもしれません。 おそらく圧倒的にデメリットの方が多いんです。そりゃそうです。大手塾も個人塾も、中学受験のプロもみーんな小4スタートを推奨してるんですもん。デメリット、続けます。