ポジティブな自分になれる「ご自愛」習慣4つ。じつは“ひとりごと”も効果的
習慣2:おなか(丹田)に両手を当てて温める
モヤモヤした気持ちが体の中にあふれているとき、とくに理由はないはずなのに元気が出ないとき、もしかしたら体の不調からきているかもしれません。ちょっと試してもらいたいのが、おなか(丹田)を両手で温めること。 丹田は、おヘソに親指を当ててちょうど小指の下あたりにあるツボです。古代中国の医学では、健康と勇気を司るとされています。 その丹田に両手を当てて温めると、内臓の動きが活発になり、エネルギー消費を高めてくれます。寒い季節はもちろん、エアコンで冷える夏にも試してもらいたいです。 ほかにも体の動きによってあなたのモヤモヤをちょっとよくする方法として、「つま先での床トントン」も紹介しておきます。 イスに座りながらつま先で床をトントンすると、ふくらはぎの筋肉が大きく伸び縮みして、全身の血流がよくなります。手足がじんわりと温かくなり、一時的に疲れやストレスが減るリラックス効果があります。
習慣3:ひとりごとを言う
最近、ひとりごとを言っていますか? 「今日はいい天気だなー」「われながらいい仕事できたんじゃない?」「私、天才かも」 ひとりごとは心理学で「セルフトーク(自己会話)」と呼ばれています。日常的にポジティブなひとりごとを自分に向けている人ほど、困難な出来事や大きな悩み事を乗り越えていけることがわかっています。 ポジティブな出来事や感情に出合ったら、あえて口に出してみる。自分で自分にほめ言葉を向けてみる。そうすると、どんどんポジティブになっていきます。 ひとりごとには、不安を取り除き、自分を励まし、モチベーションを高め、行動を導く効果があるのです。悩んでいたことでも、自分が取り組むべき行動が見えてきます。 「私にできるかな?」「こうすればできるんじゃない」「でもそうするとこういう問題が出てくるな」「そのときはこうしてみたら?」…頭の中で考えるだけでなく、ひとりごとを発することで、やるべきことがまとまっていきます。