「学んでいない証拠」「評価できるプレーも中々ない」三笘薫がブライトンの悪癖を猛省…自身も絶好機逸。7位は「全くポジティブではない」
厳しい表情でインタビューに対応
現地時間12月8日に開催されたプレミアリーグ第15節で、三笘薫を擁するブライトンは、レスターと敵地で対戦。手痛い2-2のドローに終わった。 【動画】これは決めたい…三笘に訪れたビッグチャンス 31歳のファビアン・ヒュルツェラー監督が率いるブライトンは、37分にタリク・ランプティのゴラッソで先制に成功。さらに79分にヤンクバ・ミンテが個の力で速攻を仕留め、リードを2点に広げる。 しかし、86分に37歳の相手エース、ジェイミー・ヴァーディーに1点を返されると、90+1分にもヴァーディーのアシストでボビー・デ・コルドバ=リードにネットを揺らされ、土壇場で同点に追いつかれてしまった。 1か月半前のウォルバーハンプトン戦でも、三笘が交代した直後に同点弾を浴び、2-2で終わっており、同じ過ちを繰り返す結果に。レスター戦後に『U-NEXT』のインタビューに応じた日本代表MFは、厳しい表情で反省を口にした。 「このような試合を何度もやってきているので、学んでいない証拠になっていますし、こういう試合を勝てないのは実力かなと思います」 三笘自身も得点チャンスはあった。ランプティが先制点を挙げる直前の35分、ペナルティエリア内でラストパスを受けて絶好機を迎えるも、シュートは枠の外へ。今季4点目は奪えず、自己評価も厳しいものとなった。 「評価できるプレーも中々なかったので。2点取ってからは守備のところを考えていましたけど、前半を含めて決めきらないとやっぱりこういう形になるかなと思います」 現在7位。この順位についてインタビュアーから「ポジティブな部分もあるのでは?」と振られたが、三笘はこう言い切った。 「もっと上には行けたと思うので、全くポジティブではないと思います」 次節は鎌田大地が所属するクリスタル・パレスとのホームゲームだ。日本代表ダービーともなるこの一戦では、きっちりと勝点3を積み上げられるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部