ヤマハの電動モデルの新拠点「Yamaha E-Ride Base」 なぜ横浜が選ばれたのか
関東圏初となるヤマハの新ショールーム
ヤマハ発動機は、2024年6月6日に横浜みなとみらい21中央地区53街区の「横浜シンフォステージ」EAST棟1階にオープンするショールーム「Yamaha E-Ride Base」のメディア向け内覧会を開催しました。 【画像】ヤマハの電動モデルの新拠点「Yamaha E-Ride Base」を画像で見る(18枚)
Yamaha E-Ride Baseは、来訪者との交流を通じて、ヤマハの認知と共感獲得に向けたブランド発信を目的とした関東地域初となるショールームです。 同施設ではスポーツ電動アシスト自転車をメインにした製品の展示に加え、実際に車両に乗り、横浜の街を走るガイドツアー(事前予約制)などもおこおなわれます。 Yamaha E-Ride Baseお披露目に際し、ヤマハ発動機の執行役員・クリエイティブ本部長 木下拓哉さんは次のように話します。
■ヤマハ発動機の執行役員・クリエイティブ本部長 木下拓哉さん
「私自身、YPJ-MT Proを所有しておりまして、出社前、早朝に山へ行ったりしています。結果としてマウンテンバイク3台持ちになってしまいましたが、今回、Yamaha E-Ride Baseをオープンできることを私自身、大変うれしく思っています。 当施設はヤマハ・ミュージック(ヤマハ株式会社)さんのビルとセットになっています。我々の会社の前身は1897年に設立された日本楽器製造(現ヤマハ株式会社)となりますが、弊社(ヤマハ発動機)は1955年にモーターサイクルを作る会社として独立しました。
今は完全な別会社となっていますが、色は違えど“ヤマハ“というブランドを共有しており、合同ブランド戦略委員会、もしくは合同ブランド運営委員会を設け、ブランドをどうしていくかという活動を続けています。 我々は製品第1号となる“YA-1”からスタートして、今はマリン商品、ドローン、産業ロボットまで展開しています。 また、弊社はヒューマンサイズの乗り物、またはヒューマンサイズの機械にこだわることで人間に寄り添った製品づくりをポリシーとしています。