城西大が3年連続シードを獲得! 復路も追いかけて6位 「チームみんなで勝ち取ったもの」/箱根駅伝
◇第101回箱根駅伝(東京・大手町~神奈川・箱根町往復/10区間217.1km) 箱根駅伝が2日間にわたって行われ、青学大が2年連続の総合優勝を果たした。城西大は総合6位で3年連続となるシード権を確保した。 箱根駅伝の総合成績&順位変動グラフをチェック! 大会直前に「4位以上」に目標を上方修正して臨んだ城西大は、目標には及ばなかったものの3年連続となるシードを確保して存在感を示した。 2年連続2区だった斎籐を適正にある5区、2区に留学生のヴィクター・キムタイ(3年)を起用した横路。ハイレベルとなった2区でキムタイは区間10位といま一つだったが、斎籐は直前の体調不良がありながらも区間3位と好走した。斎籐は「取りこぼしもありましたし、思うようなレースができませんでした」と悔しがる。 下級生を3人起用した復路には明るい材料もあった。6区でルーキーの小林竜輝が区間3位、9区では桜井優我(3年)が区間賞に輝いた。櫛部静二監督は「往路を終えて、目標を6位に修正しました。選手たちが見事に追いかけてくれました」とねぎらった。 ポイントに挙がっていた4年生3人が復路で堅実につないだことも見逃せない。3区を担った主将の平林樹(4年)は「本当にチームみんなで勝ち取ったものだと思います」。最後の箱根路を締めくくった。
月陸編集部