山陽電鉄踏切の列車死亡事故 亡くなったのは中国籍の2女性 入国時の指紋で身元特定
神戸市垂水区の山陽電鉄踏切で9日、2人が電車にはねられ死亡した事故で、兵庫県警垂水署は10日、亡くなったのはいずれも中国籍で職業不詳の24歳女性と23歳女性と明らかにした。 【写真】電車と人が接触した現場の踏切 同署によると、現場は西舞子-大蔵谷間の踏切で、2人は事故前、遮断機が下りた踏切内で、南側の道路に向かって立っている姿が目撃されていた。入国時の指紋と照合し、身元を特定したという。 同署は、2人が何らかの理由で誤って踏切内で道路の信号待ちをしていた可能性があるとみて、当時の詳しい状況を調べている。