昨年覇者コレペティトール坂路で4F52秒8 中竹厩舎が今年もスタートダッシュ狙う/京都金杯
<京都金杯:追い切り> 中竹厩舎が2頭出しで連覇に挑む。 まずは昨年の覇者コレペティトールだ。柴田裕騎手を背に、馬場が荒れた時間帯の坂路で4ハロン52秒8-12秒4と踏ん張った。中竹師は「(鞍上が)軽かったにしても、よく動いていた。このところ成績不振だけど、いい感じできていると思う。衰えは全然ない。復調のきっかけをつかんでほしい」と変わり身をはかる。12月と1月に限れば過去3戦3勝。得意の時季も魅力だ。 もう1頭は明け4歳の新鋭キープカルムだ。重賞でも京都新聞杯5着など善戦していたが、昨夏から距離をマイルへ縮めて躍進。前走のリゲルSでも前残りの展開を3着まで追い上げた。この日はパワフルな走りで坂路4ハロン52秒9-12秒3。トレーナーは「迫力ある動きで良かった。前回は少し調教本数が足りない感じ。今回はちゃんとできている」と手応えを口にする。昨年の中竹厩舎は京都金杯Vで波に乗り関西10位の40勝。今年もスタートダッシュを狙う。