転職してきても「仕事ができない!」…周囲がガッカリする人の5つの特徴
もうすぐ6月です。はやいものでそろそろ1年も折り返しのシーズンです。 6月はボーナスのシーズンでもあり、ボーナスをもらったタイミングで転職という方もいるかと思います。 【写真】転職はうまくいっても、その後は思った通りに行かないことも 転職は今では珍しくなくなりましたが、転職後2~3カ月もすると同期や同僚の中も「仕事ができる人」「仕事ができない人」という評価が分かれてくるものです。 今回は、転職を希望する候補者の採用面接をする中で、その後にうまくいった、うまくいかなかったケースを振り返りながら、その背景について考えてみたいと思います。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【その1】自分のことは棚に上げ、他人の責任にする…他責思考
「XXがないから、私は結果が出ない」 「YYさんの指導がダメだから、私のパフォーマンスが出し切れない」 自分の仕事の成果が出ないことをよそに、自分以外に関する批判ばかりで前向きに物事をすすめられない状況を作ってしまう人がいます。 上司や同僚などが前向きに改善策を提案しても、毎回異なる言い訳を展開するばかりで改善が進まないため、周囲も困ってしまいます。
【その2】人の話に対してすべて否定から入る
「そのアイデアは難しいんじゃないかな」 「それはやめた方がいい」 他人が出した意見やアイデアに対して、とりあえず最初から全部否定する人がいます。 他人の考えに対して、前向きな姿勢で指摘や議論をするのはよいのですが、当人の話をよくよく聞いてみると「失敗する可能性があるのでダメだ」と言っているのに過ぎないというケースがあります。 「ではあなたはどうすればいいと考えているのか」と聞くと、自分の意見やアイデアがないという人が意外に多いです。 否定をする根拠などを併せて提示できると周りの評価も変わりますが、単純な自分の思い込みで連続で否定ばかりされると周りも提案がしにくくなります。
【その3】面接時の過去実績の印象が凄すぎて、期待値が高すぎた
「大手企業A社にいた」 「営業で連続トップだった」 転職前の面接は、自己アピールは重要です。しかし、それも実態に合う内容であるということが重要です。 入社後に、「どれくらい活躍してくれるのだろうか」と、みんなが期待して待っていると、一向に動き出そうとしない、また目立った結果がでない人がいます。 「スロースターター」という言葉はありますが、本当に結果が出る人は意外と最初から結果が出ている傾向にあると思います。 一方で、面接時に控えめな人ほど、入社後に驚くようなパフォーマンスを出す人もいます。 面接時に過去実績は、自分の実績として語られることも多いですが、そうした数字には同僚やチーム、そして自分をサポートしてくれるスタッフあっての数字であることも多いかと思います。