去就報道絶えないラッシュフォードに指揮官は「我々は彼とともに良くなれる。最高レベルの彼が必要だ」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、マーカス・ラッシュフォードについて語った。 下部組織出身で長らくマンチェスター・Uの中心選手としてプレーしてきたラッシュフォード。しかし、近年伸び悩み、素行面の問題も指摘される同選手は、先日の2-1で勝利したマンチェスター・シティとのダービーでベンチ外となっており、大きな注目を集めている。 これを受け、マンチェスター・Uが来年1月の移籍市場でラッシュフォードの売却に前向きであると伝えられ、同選手自身もインタビューの中で「新たな挑戦と次のステップへの準備はできている」と将来に含みを持たせる発言を残していた。 そんな去就に注目の集まるラッシュフォードについて、19日のカラバオカップ準々決勝トッテナム戦を前にしたプレスカンファレンスでアモリム監督は「彼は正しいことを言っていると思う。我々にはいまここで新しい挑戦があり、難しいものだ」と話し、以下に続けた。 「我々は今、困難な状況にあるから、フットボールにおいて最も大きな挑戦だ。これは本当に新しい挑戦だ。私はすべての選手がこの挑戦に向けて準備できていることを願っている。ラッシュフォードと話をしたかって?まだだ。インタビューは昨日のことで、彼らには休養を与えていた」 「私はただ勝利したいし、チームが良くなるのを助けたい。だから我々はマーカス・ラッシュフォードとともに良くなれる。至ってシンプルなことだ。我々はマーカスが過去示してきた最高のレベルにたどり着くために異なることを試している。このようなクラブには大きなタレントが必要で、彼は大きなタレントだ。だから、我々には最高レベルでプレーする彼が必要だ。私はただマーカスを助けたい」 また、ラッシュフォードに関する憶測がチームに与える影響についてアモリム監督は「選手たちはよりシンプルで、彼ら自身の仕事のことを考えている。私は選手だったし、選手は少しばかり自己中心的だ。だから、チームへの影響はない」と主張していた。