カナダに住み、年に何回かアメリカも訪れるファッションエディターが肌で感じた北米のファッション事情について解説します。日本には公式の店舗がないものの、押さえておきたい注目の3ブランドです。 【写真と動画で解説】3つの注目ブランドって、どんなブランド?どんなアイテムが得意なの?もっと詳しく見る  

注目のファッションブランド(1)Alo（アロー）

Aloのキャップを被る、モデルで女優のロージー・ハンティントン＝ホワイトリーさん。　写真：Splash/アフロ

Aloは、2007年にアメリカのロサンゼルスで誕生したヨガウエアブランド。ビバリーヒルズの第一号旗艦店は1階がお店で、2階はヨガスタジオになっていることからも分かるように、「ヨガをする人がもっとヨガを人生に取り入れられるよう、世界最高のヨガウエアを作ることに全力を尽くしている」のだそう。

注目のファッションブランド(2)Aritzia（アリツィア） 

2つ目の注目ブランドは、カナダ生まれのAritzia。1984年にバンクーバーのモールに初めてのブティックが誕生したという、歴史のあるブランドです。 ブランド内ブランドがたくさんあるので、カジュアルな服から、仕事用のきれいめな服、ドレスアップアイテムまで揃うので、このお店さえあれば、必要なものがすべて揃えられると言っても過言ではありません。 カナダ国内には70店舗以上、アメリカ国内にもすでに60店舗以上（ハワイのアラモアナにもありますよ）あり、ZARAやH＆Mのように広く知られているブランドです。  

注目のファッションブランド(3)SKIMS（スキムズ） 

mi-mollet（ミモレ）

3つ目のブランドは、キム・カーダシアンが手がけるアンダーウェアブランド。“次世代のアンダーウェアやシェイプウェア”を生み出す指向のブランドで、快適なつけ心地なのに体をきれいに見せてくれるシンプルなデザインが人気を呼んでいます。 またどんな肌の色の人が着やすいように、ベージュから黒までのさまざまなカラーバリエーションを取り揃えており、どんな体型の人も着られるようかなり幅広いサイズ展開になっています。 キム・カーダシアンの人気からというだけでなく、商品の魅力でブランドのファンはどんどん増え、今ではブランドの公式インスタグラムのフォロワーが646万人（2024年12月現在）もいるほどです。 また、記憶に新しいパリオリンピックでは、アメリカ代表のスリープウェア、アンダーウェア、ルームウェアの公式パートナーなったり、メンズラインではNBAの公式アンダーウェアパートナーにもなったりと、その勢いはとどまることを知りません。 構成・文/高橋香奈子   前回記事「「子供と私の海外滞在ビザが出ない!」LCC（格安航空会社）で取ったチケットもキャンセルできない危機に……【海外在住者のリアル】」＞＞