【宝塚記念 枠順の明暗】ドウデュースに運も味方 後入れ偶数枠④番で4度目のGⅠ制覇へ後押し
ヒートオンビートは❺枠⑥番。大江助手は「(枠は)気にならないですし、状態もいいですね。ゲートも悪くないので。雨は良くないので、極力ましならいいかなと思います」と話した。
カラテは❻枠⑧番に決まった。生野助手は「いいんじゃないでしょうか。偶数で競馬もしやすいと思います」と納得の表情。
ヤマニンサンパは❼枠⑪番。斉藤崇調教師は「頭数も少ないし、どこでもいいかなと思います。追い切り後の様子も変わりなくきています」と語った。
ブローザホーンは❽枠⑫番。吉岡調教師は「頭数も多くないので、あまり気にしていませんでしたが、偶数はいいですね。雨が降る馬場を考えたら、外めの枠もいいかなと思います」と好感触を伝えた。
<美浦トレセン>
大阪杯2着のローシャムパークは❼枠⑩番。最大18頭になった1992年以降で、2003年ヒシミラクル、13年ゴールドシップが勝った枠だ。田中博調教師は「とてもいい枠が当たりました。前回は極端な内枠でしたが、この枠ならハナも含めて自由に幅広く選択肢を持つことができます」と歓迎した。
大阪杯3着ルージュエヴァイユは大外の❽枠⑬番。「雨予報で当日の馬場状態も予測できないので、この枠でうまく立ち回れるように準備したい」と黒岩調教師。
GⅡ連勝中のシュトルーヴェは❶枠①番。京都開催時では1966年エイトクラウン、91年メジロライアン、95年ダンツシアトルが最内枠からV。「暑い時期なので京都へは金曜に出発。ブリンカーはいつかは効果が薄れてしまうものだが、今回の仕上がりでレーン騎手なら特に不安な点はない」と堀調教師。
昨年の皐月賞馬ソールオリエンスは❻枠⑨番。岡田助手は「今回はブリンカーも着けずにリズム重視で走らせるつもり。なのでどこでもよかったけど、動きやすい真ん中よりならいい」と好意的。