日高2デイズエンデューロを完走したCRF250Lで、北海道ツーリングを満喫!【最新国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.8】
ドラマ「ハルとナツ」のロケ地にやってきました。レースとはまた違う開放感!ソロツーリングの自由さもまた良いものです。 【画像】北海道ツーリングの模様をギャラリーで見る(25枚) 文/Webikeプラス 宮崎大吾
日高2デイズエンデューロを完走したCRF250Lで、北海道ツーリングを満喫!
10年ぶりの参戦となった日高2デイズエンデューロを無事完走できた私は、レース終了後早速ツーリングの準備を行いました。ちなみにJECではレース終了後にもう一度パルクフェルメ(車両保管場)にマシンを入れなくてはいけません。これは車両が規則違反していないかチェックをするためのもので、 車検時のマーキングをみられます。つまり途中でタイヤを交換するなどの不正がないかを確認しているというわけです。従ってレース後は比較的余裕があり、着替えたり食事したり、片付けをしたりしながら時間を過ごすのですが、車両保管解除のアナウンスが流れたらほぼ一斉にマシンを回収しに行きます。 さて、私はそこからが慌ただしい時間となりました。iRCの飯塚さんによってGX-20からGP-610にタイヤ交換をしていただいたエピソードは前回の記事で書かせていただきました。それ以外にもキャリアをつけたり、ETC カードをセットしたり、スマホホルダーを装着する作業を行いました。もちろんレース期間に着た服類やレースウエア類と、ツーリングで携帯する衣料なども分けてパッキングしなければいけません。 タイブランド、MotoSkill(モートースキール)のCRF250L専用キャリア。無駄のないデザインでスタイリッシュさで、とても気に入っています。今回はDFGモジュール モトパックを搭載して使用しました。 とてもレーサールックなヨシムラのフルエキマフラーですが、ジェントルな音質で疲労感もなく、低速の扱いやすさも想像以上にあって、街乗り~林道でも快適でした。一つだけ、排気口がナンバープレートに当たってしまうのは、ユーザーからの意見として出したいところではあります。
久々に林道を楽しみ峠越え
実は当初は、個人的にソロキャンプが大好きなのでキャンプツーリングを検討していたのですが、なるべく軽い装備で林道を楽しみたいという気持ちに切り替わり、宿泊にしました。苫小牧~仙台フェリーは1日おきの出航なので、仕事の都合もあり火曜日の19:00便に乗らねばなりません。 自走装備に切り替えた私の姿をみて、日高のレース会場では色々な人に声かけられました。「好きもんだね~」という内容が多かったのですが、自分でも改めて「よくやるわ」と思いました。日高を2日間走っているのに、どんだけ走るんだよと。そこへ今回優勝争いを展開した渡辺学選手もやってきて、「なかなかの変●ですね。好きか嫌いかと言われれば、好きですけど(笑)」と言われました。それを褒め言葉と受け止めて、チーム仲間を別れて、いざ出発! まずはガソリン補給、そして日勝峠を超えて清水町へ。久々にこの峠をバイクで越えましたが、いつも肌寒い印象、そして標高の高いところは霧がかかっていて昔行ったツーリングを思い出しました。今回のツーリングは火曜日19時発の苫小牧~仙台フェリーに乗るため遠出をせず、日高の北東、新得町~トムラウシや、南下して新日高町辺りを走ることにしました。