再交渉も1時間以上…来季への覚悟固まったソフトバンク・リチャード「全てを出し切りたい」
ソフトバンクのリチャード内野手(25)が6日、福岡市内の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、現状維持の1000万円でサインした。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 11月22日の契約交渉では出場機会などを求めて「まだ話がしたかった」と今オフのチーム初の保留者となっていたが、この日は「覚悟を持って印鑑を押した。もう後戻りできない。全力でやる覚悟はできた」と1時間以上にも及んだ契約交渉を振り返った。 プロ7年目の今季もウエスタン・リーグで5年連続の本塁打王(18本)、3年連続の打点王(54打点)と圧倒的な結果を残したが、1軍では15試合の出場で打率2割2分6厘、0本塁打、1打点にとどまった。「ここ数年、ずっとふがいない成績なので、がむしゃらにやって、自分の持っている全てを出し切りたい」と意気込んだ。 今オフは、今季の本塁打と打点のタイトルを獲得した山川穂高のもとで練習に励んでおり、年明けも継続して沖縄・久米島の自主トレに同行する。「(来年は)まず試合に出ること。1軍に頑張って食らいつきたい」。来季こそ、覚醒の年とすることを誓った。(石田泰隆) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社