地産地消を学ぶ授業 信州産サツマイモの魅力再発見【長野市】
寒さが強まり、ホクホクの焼き芋がおいしい季節です。 長野市の小学校で開かれた出前授業…サツマイモを教材に子どもたちが「地産地消」を学びました。 長野市の川中島小学校の5年生が、県内産と県外産のサツマイモの食べ比べをしました。 ■児童 「こっちがA、こっちがBです」 (どっちがおいしかった?) 「Aの方が美味しかった」 授業をしたのはサツマイモを使った菓子を製造販売してきた企業の社長です。 長野県はサツマイモの生産量全国35位と産地としては無名ですが… ■児童 「Aの方が甘みとかとろとろさが強い。Aを信州産と信じる」 ■児童 「(Aが)とろけるようなおいしさで、おいしかったです」 正解は… Aは佐久市で栽培されたシルクスイート、Bは茨城県産の紅はるかでした。 出前授業は県産品の消費拡大を目的とした県の「しあわせバイ信州運動」の一環です。 県産品を購入することで、利益が地域に還元され地域経済の循環につながると解説しました。 ■県産業政策課・辰野聡さん 「一人ひとりの買い物で、信州の未来を選ぶことができる。みなさんの買い物には力があるということを知ってもらいたい」 (普段買い物する時の基準は?) ■児童 「値段おいしさとか、産地とか。長野県は地元だから、おいしいというか信用できる」 川中島小学校では総合学習の中でSDGsについて勉強していて、地産地消の大切さを改めて学んでいました。