【大分】“牛レバーハム” 保健所が立ち入り検査
大分朝日放送
国の基準を満たす加熱処理をせずに牛レバーを販売したとして、社長らが逮捕された大分県中津市の食肉加工会社に、保健所が立ち入り検査に入りました。 (小栗琴音記者) 「クーラーボックスを持った保健所の職員が入って行きます。今から立ち入り検査が行われます」 中津市の食肉加工会社「Meフードシステム」の社長、桝田治基容疑者(66)ら2人は、加熱が十分でない生レバーハムを販売していたとして、食品衛生法違反の疑いで京都府警に逮捕されています。 26日の検査で保健所は、牛レバーハムなど4商品を採取し、サルモネラ菌や大腸菌などが検出されないかを調べます。 その結果次第で大分県は回収命令を出すということです。 現時点で健康被害は確認されておらず、調べに対し桝田容疑者らは、「法律の通り加熱していた」と容疑を否認しています。 商品は、中津市のふるさと納税の返礼品にも採用されていますが、現在は受け付けを停止しています。