<伊藤沙莉>「虎に翼」撮了で「明日から、寅子としていられないのが本当に想像つきません」
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時)が8月31日にクランクアップを迎えたことが分かった。主人公・寅子役の伊藤さんは「明日から、寅子としていられないのが本当に想像つきません」と心境を明かしている。 【写真特集】クランクアップで写真公開 写っていたものは?
伊藤さんは約11カ月の撮影を振り返り、「寅子として1年間生きられたことが、自分の人生においてとんでもない財産になりました」とコメント。
「『朝ドラの主演は一番大変だよ』といろいろな方に言っていただくけれど、現場でスタッフやキャストの皆さんと作品を作れると思うと、いつもそれだけで楽しい1日が始まるなと思えて、幸せで仕方がなかったです。いろいろなところで、『虎に翼』を見てるよ、面白いねと言っていただくたびに、視聴者の皆さん、スタッフ、出演者に支えられていることを実感していて、挙げ始めたらきりがないくらいお1人お1人に感謝しています。本当に1年間ありがとうございました」と語った。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。