「怖い犬」と「かまってあげたくなる犬」はどこが違うか…人との距離を上手に縮めるヒント
■ポジティブ、かつちょっと珍しいこと では第一歩の自己開示として、大切なポイントを2つあげていきましょう。 ・ポジティブで、ちょっと珍しいアナタだけのプロフィール たとえば、「幼少期はアメリカに住んでいた」「数学オリンピックに出たことがある」「歯の健康優良児だった」。こんな内容でも自己開示です。自分史の中で、ちょっと珍しくてポジティブな内容があれば、それは立派な自己開示です。 ・自分の夢 現実といかにかけ離れていても、「夢」や「目標」というのは立派な自己開示です。「実は小説家になりたいんだ」「本当はアイドルになりたいんです」など、何でもいいのです。ちょっと照れくさくてもいい。むしろ照れくさいぐらいの内容のほうが、相手も「話してくれて嬉しい」となるのです。相手の夢もこっそり教えてくれるかもしれません。 こういったものを自己開示のとっかかりとして用意すると、自然と会話が弾み仲良くなることができます。あとは自然の流れに任せてみてください。 ---------- まとめ 自己開示は、あらかじめ決めておく。まずはポジティブなところから。 ---------- ---------- Tomy(とみー) 精神科医 1978年生まれ。名古屋大学医学部卒業。医師免許取得後、名古屋大学精神科医局入局。精神保険指定医、日本精神神経学会専門医。39万フォロワー突破のX(旧・Twitter)が人気。『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)、『内向的な人の幸福戦略』(朝日新聞出版)ほか著書多数。 ----------
精神科医 Tomy