北朝鮮がICBM級ミサイル、高度・飛行時間は記録更新-日本政府
韓国軍合同参謀本部は、ミサイルが31日早朝に平壌近郊から高角度で発射されたとテキストメッセージで明らかにした。米韓両国が北朝鮮によるロシアへの兵士派遣を非難した数時間後に行われた。
米国家安全保障会議(NSC)のサベット報道官は、北朝鮮によるICBM試射は国連安全保障理事会決議の明白な違反であり、「強く非難する」と表明。米国と同盟国への差し迫った脅威にはならないと分析しているが、今回の発射は「不必要に緊張を高め、地域の安全保障情勢を不安定にする恐れがある」とした。
石破茂首相は31日午前、「国民に対する情報提供、安全確認の徹底などの指示を出した。現時点において被害の情報はない」と官邸で記者団に語った。
--取材協力:中丸諒太郎、渡辺漢太.
(c)2024 Bloomberg L.P.
Takashi Hirokawa