【ボートレース】松井繁が60回目のGI制覇、松村敏が15場所連続優出 / ボート界9月の重大ニュース
尼崎で歴代6位の57万円が飛び出す
8月に歴代4位となる3連単63万円台の配当が出現した尼崎で、またまた特大の高配当が飛び出した。 9月13日の一般戦4日目8R。人気は1号艇の春園功太に1本かぶりだったが、3コースのまくりに春園が応戦したところを4、5コースが次々と差し、さらに6コースから最内を差していた小森信雄が2マークの絶妙なターンで2マーク先手の三好勇人を差し切った。2連単の6-5は28番人気の4万9440円。3連単6-5-2は116番人気の57万7390円で3連単の歴代6位の高配当。50万円以上の配当は通算13本目。それまでの最高配当が38万円台だった尼崎で、2か月連続でビッグな配当が飛び出す結果となった。
江戸川で4日連続途中打ち切り
9月12日からの江戸川マスターズリーグ戦は初日から4日目まで4日連続で途中打ち切りとなる異常事態となった。打ち切られたのは初日が10R以降、2日目が9R以降、3日目が10R以降、4日目が3R以降。3日目までは成立だが、4日目は順延。16日からの後半3日間は途中打ち切りはなく最後まで無事にレースは行われた。 96年以降、全24場で途中打ち切りは358件。そのうち節間2回は17節あったが、節間3回は初。また、3日目終了時点で2走しかしていない選手は5人もいた。
宮之原輝紀がGI優勝戦でF・柴田光はGⅡ準優でF
9月11日の津周年優勝戦で宮之原輝紀が4コースからコンマ01のFを切った。罰則規定によりF休み明けから1年間、GIGⅡは出場停止となる。年内には若松、桐生、多摩川、丸亀とGIを4節走る予定だが、来年1年間は(権利があれば)SGか一般戦というあっせんになる。宮之原はFが非常に少ない選手で、このFは5年半ぶりで通算4本目。 今年のGⅡ以上の罰則規定ありのFは14本目だが、優勝戦のFは昨年9月唐津周年の菅章哉以来。 また、9月6日の三国MB大賞準優12Rでは予選トップだった柴田光がインからコンマ04の今期2本目となるFに散った。柴田は前期、自己最高にして生涯2回目の7点勝率を残すなど好調。意外にもGⅡ以上で優出がなく、初のタイトル獲得へ大チャンスだったが、5号艇の海野康志郎が前付けに動き、楽な進入にならなかったことも影響したのかも。