【ボートレース】松井繁が60回目のGI制覇、松村敏が15場所連続優出 / ボート界9月の重大ニュース
落合直子と北村寧々が女子戦準優でF
9月10日の大村オールレディース準優9Rではインの落合直子、2コースの北村寧々がFに散った。2人ともF休み明けから3か月は女子戦を走れない。落合の方は女子賞金ランクが20位以内だったが、レディースチャレンジカップはF休み、年末のクイーンズクライマックスシリーズも除外対象で走れない。北村は罰則ありのFは初めてで、初優出のチャンスを逃してしまった。
選手の負傷情報
・塚田修二 8月20日平和島お盆戦4日目12Rの1周1マークで失速したところを後続艇に乗り上げられて負傷。右第2・3中足骨折などで全治見込みは1か月以上。 ・梅原祥平 8月22日唐津一般戦4日目8Rの1周1マークのターン入り口でボートが浮いて失速(妨害失格)し、後続艇が次々と接触。左肘関節裂傷、左足背部裂傷などで全治見込みは1か月。 ・川尻泰輔 9月4日宮島一般戦初日9Rのスタート直後、すぐ外の5コースの選手(妨害失格)に締められて1マークのかなり手前の直線で転覆。右肩甲骨骨折で全治見込みは2か月以上。
引退選手
8月末から9月にかけて次の2選手が引退した。 樋江井愼祐(愛知57歳64期) 笠間憲哉(愛知26歳127期) 樋江井愼祐さんは松井繁、服部幸男らと同期。デビューから1年2か月、あの服部よりも4日ほど早く常滑で初優出初優勝を飾ったが、その直後に江戸川で大けがを負う不運があった。98年後期に6・20の自己最高勝率を残して1回だけA1級に昇格し、A級は全部で11期。通算では28回の優出で優勝は5回。GIには2節ほど出場している。 また、18年7月の戸田を最後に碧南訓練所の指導員(後任は矢橋成介)を4年間務めて、実戦に復帰したのは22年11月の蒲郡。娘の舞が134期でデビューし、現役最後の日となった8月15日常滑1Rでは最初で最後の父娘対決(父4着、娘5着)もあった。 笠間憲哉さんは実働3年半で21勝。現役最後のレースは5月12日の蒲郡で、これ以降レースには出場していなかった。