【MLB】注目のフアン・ソト争奪戦 ブルージェイズが最高額の契約オファーを提示か 米記者が伝える
フアン・ソトの争奪戦において、ブルージェイズが「本命」の1つに躍り出たようだ。カナダメディア「スポーツネット」のベン・ニコルソン=スミス記者は先週、ソト争奪戦におけるブルージェイズの立ち位置について「せいぜいダークホース」と伝えていたが、日本時間12月3日に「SNY」のアンディ・マルティノ記者が報じたところによると、「ブルージェイズが最高額の契約オファーを提示する」との見方が関係者のあいだで広がっているという。伏兵と目されていたブルージェイズはどうやら本気でソト獲得を狙っているようだ。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ ブルージェイズが最高額の契約オファーを提示する見込みとの情報を伝えているのはマルティノ記者だけではない。メッツやオリオールズでフロントオフィスの要職を務めたジム・デュケット氏は「MLBネットワーク・ラジオ」に出演した際、「多くの人々から『ブルージェイズが最高額の契約オファーを提示するだろう』という話を聞いた」と明かした。 また、「ブルージェイズが好条件をオファーしたとしても、ソト自身はブルージェイズに入団する意思はないだろう」という意見も広がっていたが、マルティノ記者はその意見について否定的な見解を示している。マルティノ記者が関係者から聞いた話によると、ブルージェイズがこのまま最終選考まで残り、他球団を上回る条件を提示すれば、ソトがブルージェイズを選ぶ可能性も十分にあるという。 なお、ソトが最高額をオファーした球団と契約するのか、それとも他の要因を優先するのか、といった点については現時点で明らかになっていない。ただし、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者は関係者から聞いた話として「ソトは今後10日以内に決断を下すだろう」と伝えており、ソト争奪戦が決着する日は近いとみられる。 ソト争奪戦には再契約を目指すヤンキースのほか、メッツ、レッドソックス、ドジャース、ブルージェイズが加わっていると報じられており、一部メディアではメッツとレッドソックスが「本命」に挙げられている。再契約を目指すヤンキースは苦戦を強いられているようだ。