小学生が育てたサトウキビで黒糖づくり 5トン→キビ汁1トン→黒糖200キロ
南日本放送
鹿児島県出水市の小学生が、自分たちで育てたサトウキビを使って黒糖づくりを体験しました。 黒糖づくりを体験したのは、出水市高尾野町の下水流小学校の4年生33人です。学校では毎年、地元のボランティア団体と一緒に近くの畑でサトウキビを育てていて、今年は5トン収穫しました。 26日は、阿久根市の製糖工場でサトウキビを機械に入れ、キビ汁を搾り取り、釜で1時間ほど煮詰めました。子どもたちが焦げないように混ぜると、甘い香りをたてながら琥珀色になりました。 およそ5トンのサトウキビから1トンのキビ汁がとれ、200キロの黒糖ができました。子どもたちは、出来立ての味を確かめていました。 (児童)「自分たちで作りました、おいしい」「たいへんだった。(何が一番大変だった?)草取り」 (工場提供した山田勝さん)「子どもたちが来てくれるから元気をもらいます」 黒糖の一部は学校近くの店で販売されます。
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