【日本ダービー・厩舎直送】3連勝シュガークンが武豊を背に頂点狙う 陣営も「注文をつけるところはありません」
[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル] シュガークン(牡・清水久)は未勝利勝ちを皮切りに、大寒桜賞、GⅡ青葉賞と3連勝中。一気に相手が強化されるが、目下の勢いを武器に3歳馬の頂点を目指す。 「いつも通りに落ち着いていますし、問題はないです。レース間隔が詰まっていることは気にならないです。今で体重は506キロ。前回から状態をキープできていると思います」 いい意味で変わりない様子に、宮本助手が笑みを浮かべる。前走が今回と同じ舞台でのV。立ち回りが上手で、ラストは確実に伸びてくる。日本ダービー制覇には至っていないが、青葉賞が重賞に昇格した1994年以降、同レース勝ち馬の連対は2002年シンボリクリスエス、03年ゼンノロブロイなど6頭を数える。 「未勝利勝ちの際に(武)ユタカさんが『ダービーに行けないかな』と話していたんです。よく結果を残してくれていますね。今のところ注文をつけるところはありません。力関係と展開がどうかですね」と同助手。GⅠ7勝キタサンブラックの半弟で、鞍上はダービー6勝の武豊。目が離せない。
東スポ競馬編集部