大手企業トップ 5％超の賃上げ発言相次ぐ
経済3団体が主催する新年恒例の祝賀パーティーが開かれ、参加した大手企業のトップからは、春闘で5％を超える賃上げを実施するという声が相次ぎました。 【映像】大手企業トップのコメント 「（今年は）5％を超える賃上げをめざしていきたいと思っています。作った付加価値の分配をみんなでしようという考え方」（三井不動産・植田俊社長） 「24年は5.3％の賃上げとなりました。今年はできればそれを超えていく賃上げを実現したいなと思っています」（SWCC・長谷川隆代社長） 「5％もしくはそれ以上あげたいと思っています。物価高を上回る賃上げをしないと、インフレと同じでは生活水準は変わらないので」（大和証券・荻野明彦社長） 「一貫して一律の賃上げということではなく、成果を上げた人、張り切っている人に思い切って報酬を取ってもらう」（DeNA・南場智子会長） 一方、1月20日に就任するアメリカのトランプ氏が掲げる関税政策などについては、日本経済にもマイナスの影響が懸念されています。 「日本経済に与える影響は一定程度あってGDPで見るとマイナス1.4％ぐらいの影響があるのではないか」（大和証券・荻野明彦社長） 「今はプロパガンダというか、高いボールを各国になげている。こういうときこそ企業は王道ですね、商品の価値を上げる。世界での競争力を上げることに集中するということ、これ以外にない」（DeNA・南場智子会長） （ANNニュース）
ABEMA TIMES編集部
