【彼氏・彼女とのデート代】どっちが払う?それとも割り勘?意識調査の結果から考えてみた
今回は、LIMO・U23編集部に所属する大学3年生の筆者が「悩ましきデートの割り勘」について、私見も交えながら様々な角度で迫ります。 ◆【グラフなど1枚目/全6枚】60歳代男性の約4割が「デート代や食事のお金は男性が負担すべき」と考えている(出所:内閣府資料) 夏本番がやってきました! 海に向け、張り切って体を鍛えている筆者です。 今回は、出費も増える夏だからこそ、注目を度々浴び、様々な意見が飛び交う男女の割り勘問題について、無意識的なバイアスや建前、そして若者のぶっちゃけな本音を探っていきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【男女のデート代】どっちが払う?世代ごとの考え方の違い
内閣府男女共同参画局が実施した「令和4年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」によると、以下の結果が得られました。 ●「奢ることが当たり前だと考えている」男性の割合は若い世代で減少 「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」と考えている人は、男性の60歳代に最も多く、40%が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答しました。 一方、男性の20歳代ではその割合が28.9%にとどまり、60歳代とは10%以上の差があります。 ●女性が希望する支払い方に世代ごとの違いは少ない 女性については、ほとんどの年代で「そう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計が20%程度で、世代間のギャップは小さいです。 特に40歳代の女性が最も高い割合で24.7%でしたが、それでも男性の20歳代よりも低い結果となりました。 このことからも、女性より男性のほうが「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」という考えを持っていると言えます。 次では、イマドキの若者のデート代に関する調査結果を見ていきたいと思います。
【男女のデート代】今どきのデート、どのくらいの負担なの?
デート費用の負担の仕方に対する世代間ギャップが明らかになったところで、現代の若者にとってデート費用がどのくらいの負担なのかを見ていきましょう。 ここからは、株式会社ONE FOR ONEの調査をもとに詳しく見てみます。 ●【男女別】みんなの手取り月収はいくら? 「月収(手取り)は?」という質問に対して、女性は10万円以下が最も多く42%、男性は20~25万円が25%で最多となりました。月収については男性の方が多い結果になりました。 ●【男女別】月々のデート代はいくら? 「月々のデート費用は大体どのくらいですか?」という質問に対し、女性は5000円~1万円、1万円~3万円がそれぞれ34%で最も多く、男性は1万円~3万円が最も多く48.5%となりました。 全体的には大差ないものの、男性のほうが高額傾向にあると言えそうです。 特に5000円までと回答した人は女性が26%に対し、男性は10.3%と少ない結果となりました。 ●【男女別】デート費用が生活費を圧迫していると感じたことは? 「デート費用が家計(生活費)を圧迫していると感じることはありますか?」という質問に対しては、女性は65%、男性は54.4%が「はい」と回答。 デート費用については男女で差が大きくなかったため、月収の差が圧迫感に影響していると考えられます。