60歳代のおひとりさま「貯蓄の平均と中央値」は最新いくら?60歳時点の平均余命、女性は約27年に
年金だけに頼りすぎない資産づくりをしておこう
本記事では「60歳代おひとりさま」の平均貯蓄額について詳しく紹介していきました。 近年「老後資金2000万円問題」が話題となっていますが、実際は老後資金を十分に準備できている人は少なく、全体をみると貯蓄ゼロの割合が多い傾向にあります。 「老後は年金があるから貯蓄がなくても大丈夫」と思っているかもしれませんが、老後に受け取れる年金額は厚生年金で約14万円、国民年金で約5万円となっており、ここからさらに天引きされた状態で振り込まれます。 上記の金額をみて「少ない」と感じた方は、今のうちから年金だけに頼らない老後の資産づくりをしておけると安心でしょう。 本記事をきっかけに、ご自身のライフプランに合った貯蓄方法を検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
・厚生労働省「令和4年簡易生命表の概況」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
太田 彩子