栗原はるみがライブで料理教室!「体重を落とす」しらたき麺の作り方とコツ
料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ』の最新号は、読むだけで元気になれる一冊。 体を作るたんぱく質がしっかりとれ、体にいい食材を使った「健康レシピ」や、日々笑顔でいるための心がけ、毎日食べたいスープのレシピをまとめた別冊付録、愛用しているスニーカーの特集など、盛りだくさんです。 【写真からレシピページにリンクします】「これってどうやって作るの?」料理家・栗原はるみのおいしそうな料理の数々 先日、手に取ってくださった読者の皆様への感謝を込めて、栗原さんが編集長の片岡と料理教室のライブ配信を行いました。 配信中に届いた質問にお答えしながら、わきあいあいと進んだライブの様子をお届けします。
大好評! 「楽しくおいしく体重を減らすレシピ」
――今日は、第8号「楽しくおいしく、体重を落とす」レシピから、栗原さんに「しらたき麺」を作っていただこうと思います! これは、夫が少し体重を減らしたいと言ったときに作った料理です。 しらたきをゆでてから、薄く甘辛く下味をつけたもの。 これだけでもおいしいのですが、「焼きそば」や「油揚げとねぎのそば」にしたり、そばやうどんの代わりに食べていただけます。 ーー「雑誌を見て、実際に作りました!」というお声もたくさん届いていますね。 では、早速お願いします! ゆで方や味つけもお見せしますね。 まず、しらたきは食べやすい大きさに切っておきます。 次に、あく抜きをするためにゆでていきます。 沸騰したお湯でゆでても、水からゆでても、どちらでも大丈夫。 しらたきはよく、「サッとゆでる」と紹介されることが多いですが、 このレシピでは3~4分ほどゆでて、しっかりあく抜きをしていきます。 ーーしらたきの分量はどのくらいですか? しらたきは600g、2袋使っています。もちろん、半量の300gでも作れますよ。
冷蔵庫で保存も可能!「しらたき麺」のおいしさの秘訣
ーー「業務スーパーでしらたきを1キロ買って、しらたき麺を作り置きしています」というコメントもいただきました。すごいですね! ちなみに、どれくらい日持ちするのでしょう? 時期にもよりますが、しっかり火を通しているので、だいたい3~4日かな。 ーーこうしてみると、わりと長い間ゆでているんですね。 そうですね。ゆで時間はあまり厳密でなくても大丈夫だけど、短すぎない方がいいです。 この「しらたき麺」はしっかりゆでるだけでなく、からいりして水分をとばし、ていねいに下味をつけることでおいしくなるんです。 ーー手に入りやすい食材こそ、ていねいに作ることでおいしくなるんですね。まさに、栗原さんの料理の真髄ですね! さて、ゆで終わりましたので、水切りします。 そして次に、余分な水分を飛ばすためにからいりしていきます。 火加減は、中火で2~3分くらい。 こちらも、そう厳密でなくてもかまいませんよ。 「水分が抜けたかな」と感じる程度が目安です。 ーー「しらたき麺が鍋にくっついてしまいます」というコメントが届きましたが……。 余分な水分は飛ばさないといけないけれど、 くっついてしまうのは、から炒りしすぎかもしれませんね。 ーー下味の調味料についての質問も多いですね。薄口しょうゆ、みりん、砂糖、かつおだしパックを使います。分量は、ぜひ8号のレシピをご確認ください! では、調味料を入れていきます。きちんと味が染み込むように、汁気がなくなるまで弱火でじっくり煮ていきます。 ーーここでしっかり味を染み込ませるんですね。 そう。水分が抜けたところに、調味料の味を染み込ませるんです。 濃くないけれど、これだけで食べてもしっかり味がついているように。 ーーでは、じっくり煮ている間に、いくつか質問をご紹介します。かつおだしは市販のパックでも大丈夫でしょうか? 市販のパックでも大丈夫です。 ーーかつおだしの代わりに、いりこだしでもよいのですか? いりこだしでもよいですよ。 ーーなんだかいい香りがしてきました! 色もついてきていますね。でもここで焦っちゃいけないんですよね。 そう。焦らず、弱火でじっくり、しらたき全体に味を染み込ませてくださいね。 もし時間がない方は、後から好みで家にある調味料を足しても大丈夫です。 さぁ、そろそろちょうどよさそうですね。 ぜひ食べてみてください。