【40代・50代、「顔ピラティス」で脱ドンヨリ顔!③】「顔デブ」と同じくらい大問題「顔ゲソ」! 対処するには…?
「手軽にできてフェイスまわりの悩みが解消される」と大好評なNORIKOさんの顔ピラティス。今回は、頰がゲッソリとして疲れ見えする、大人の“顔ゲソ”問題を改善。丸みがあるふっくらとした頰を作り、ハッピーな表情を手に入れて!
前回、にっくき宿敵・顔デブを対処したものの、同じくらい気になるのが、大人の“顔ゲソ”問題。頰の肉が垂れ下がるとともにゲッソリとして見え、周りからも「疲れてるの?」と聞かれたり…。また顔ゲソが進みすぎて、笑っているつもりが無表情になっていることも。この大人ならではの“やつれ見え”、“お疲れ顔”はどうしたらいい? 「大人の顔ゲソは、加齢で頰の骨が縮まり、その上にのっている筋肉が衰えてだら~んと下がることで起こります。だから頰はゲッソリしていても、あごのまわりは上から落ちてきた脂肪でたるみ、輪郭が四角くて下ぶくれ状態になっている方もいるはず。顔ゲソは顔デブの変化形ともいえるんです」とNORIKOさん。 なんと! デブの延長線上のゲソだったとは(涙)! 「まずは頰骨の位置を上げるのが一番なので、顔ピラティスの基本になる、前頭骨の引き上げエクササイズ(連載第1回参照)をやってみてくださいね。そのうえで、口のまわりにある筋肉・口輪筋(こうりんきん)と、その上にある大頰骨筋(だいきょうこつきん)と小頰骨筋(しょうきょうこつきん)という、頰の筋肉を鍛えていきましょう。今回は、顔のエアロビクスだと思って。あちこちの筋肉を動かしていきますよ~!」
「オー」、「エー」の動きで、口輪筋と大頰骨筋&小頰骨筋を鍛える!
1.正面を向き、前を見る。 2.そのまま「オー」と声を出しながら、口のまわりの筋肉を顔の中心にまとめるような感覚で力を入れる。目や眉間、おでこに力を入れすぎないように。あくまでも意識して動かすのは、口のまわりの筋肉。
1. 続いて、「エー」と口に出しながら口角を斜め上へと引き上げる。このときも目、眉間、おでこを見開きすぎないように。「エー」の口角上げがうまくできない人は、口の横のほうれい線ができるあたりに両手の指を添え、軽く口角を引き上げてもOK。 2.「エー」のポーズのまま10秒キープ。その後、リラックス。 3.「オー」、「エー」の動きを繰り返す。