CX-5にハイブリッド本当にいるか!? ディーゼルでも燃費十分じゃない!?
まもなく登場する見込みのマツダ 新型CX-5。注目はマツダ製のハイブリッドが搭載されることなのだが、冷静に考えて今のディーゼルでも十二分な燃費であること。そしてあの病みつきになるパワフル加速を考えると、今のままでイイ気も。どうでしょう、みなさん!!!!!! 【画像ギャラリー】リアかっこよ!!新型CX-5こうなんの!?衝撃の姿を隅々どうぞ!!!!!!!!!(5枚) 文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
■マツダ製HV搭載は確かに気になるけど……
マツダのミドルクラスクロスオーバーSUVとして、2017年の登場以来、未だに安定した人気を誇っているCX-5。 街中で扱いやすいサイズ感と比較的買いやすい価格でありながら高級感のある内外装。そして豊富なパワートレインも人気の理由と言えるが、そんなCX-5もそろそろフルモデルチェンジの噂が聞こえる時期となってきた。 新型CX-5の詳細については現状、明らかとなっているものは少ないが、実はマツダが四半期決算で発表した資料の中で、新型CX-5にハイブリッドモデルを搭載することが記載されていた。 現在、北米地域などで販売されているCX-50にもハイブリッドモデルが存在しているが、こちらはトヨタのハイブリッドシステムを搭載しているのに対し、新型CX-5にはマツダ製のハイブリッドシステムが搭載されることまでが明らかとなっているのだ。
■とはいえ今のディーゼルもいいのよ!!
とはいえ、現在もガソリンとディーゼルの二本立てのパワートレインラインナップで人気を維持しているCX-5に対して、ハイブリッドモデルの追加の必要性はそこまで感じないというのもまた事実。 そもそもハイブリッドモデルは通常の内燃機関のみで走ることができるモデルに対してモーターやインバーター、バッテリーといった高額な部品が増えることで価格上昇は避けられない。比較的買いやすい価格という点も評価されていたCX-5についてはハイブリッドモデルの追加は大きなプラスにならない気がしてしまうだろう。 ただ、現在自動車メーカーにまつわる平均の燃費性能やCO2排出規制は日々厳しくなってきており、そういった数値をクリアするためには、ハイブリッドモデルの追加が必要不可欠となりつつあるのも事実。 現時点ではハイブリッドモデルやBEVモデルの構成比率の高くないマツダとしては、今後リリースする新型車には積極的にハイブリッドモデルを設定しなければならない時代がやってきたと言えるのだ。
■トータルで考えればハイブリッド追加は前向きニュース!!??
ハイブリッドモデルが追加されるというのはユーザーへのメリットもないワケではない。燃料代の単価が安いディーゼルモデルだが、実は短距離走行や渋滞走行が多いとススが溜まりやすいという弱点があり、専用のエンジンオイルもガソリンモデルに比べて割高という点で、チョイノリが多いユーザーにとっては実はコストメリットが高くないという弱点があった。 一方、ハイブリッドモデルはディーゼルのような弱点はなく、プラグインハイブリッドであれば短距離移動は電気のみで賄うこともでき、そうなれば圧倒的に静粛性の面でも有利となるため、CX-5に新規のユーザーを取り込むきっかけになる可能性は大いにあるだろう。