大瀬良、術後初の実戦登板 投手の柱、順調前進
広島の大瀬良が26日、沖縄市のキャンプで実戦練習に初登板した。昨秋の右肘手術以来約4カ月ぶりに打者に対し、4人を無安打で抑えた。キャンプ前に立てた調整プランを順調にこなし、「やりたいことは十二分にできた」と充実感に満ちていた。27日にキャンプを終え、11年目のシーズンへと前進する。 直球は力強く、「空振りやファウルを取れた。球の軌道、打者の反応を見てもスピード以上に差し込んでいる感じはあった」。特に堂林への投球は「フォークで三振を取りたいと思っていたところで坂倉がサインを出してくれた。いい勝負ができた」と手応えがあったようだ。