鍵山優真、全日本選手権へ「もうすぐ噴火しそう」頂点への渇望を口に【フィギュア】
フランスのグルノーブルで8日まで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに出場した日本勢が10日に帰国し、羽田空港に到着した。男子2位の鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=は20日に開幕する全日本選手権(大阪)へ向けて「金メダルに対する欲が深まってきて、もうすぐ噴火しそう」と闘志を燃やした。 昨季の全日本選手権と世界選手権、そして今季のGPファイナルで銀。「全日本選手権でも他の試合でもなかなか金メダルが取れない状態」と、頂点への渇望を口にした。 フリーの得点は、優勝したマリニン(米国)を抑えて1位だったが、フリー1位への手応えは「全くない」という。「相手の失敗を祈っているとかそういうことではなく、チャンスがつかめなかった。そこがすごく自分には足りない力。練習から自信を積み上げていって、自分の納得できる演技をできたら」。もう一段階上の勝負強さを得るべく、鍛錬を誓った。
中日スポーツ