広島 ドラフト1位の常広が初回のピンチ切り抜ける!落ち着いたマウンドさばきで一挙4得点の援護呼ぶ 最速153キロ
「広島-DeNA」(15日、マツダスタジアム) 広島のドラフト1位・常広羽也斗投手がプロ初登板初先発に臨み、初回に最速153キロを計測するなど無失点に抑えた。 チームが6連敗中という厳しい状況の中、先発を託されたドラ1ルーキー。落ち着き払ったマウンドさばきで梶原を空振り三振、牧を左飛に仕留めて2死を奪った。 しかし佐野に中前打を浴びて、続くオースティンの高く弾んだ遊ゴロを矢野が痛恨の後逸。記録はショートへの二塁打となり、二、三塁とピンチを広げてしまった。それでも宮崎に対してカウント負けすることなく、丁寧にボールを散りばめ、最後は137キロの変化球で見逃し三振に仕留めてピンチを脱した。 その裏、小園が右中間へ2点二塁打を放つなど打線がルーキーをバックアップ。この際、二塁を目指した小園がDeNAの一塁手・オースティンと衝突して走塁妨害となるシーンもあった。その後も末包、菊池の連続適時打で一挙4得点。大きな援護を受けた。