【男子バスケ】福岡大附属大濠が3年ぶりの優勝 湧川裕斗は3P4本含む1試合で32得点 鳥取城北は鳥取勢初の優勝ならず
◇SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会 男子決勝(29日、東京体育館) 【画像】福岡大附大濠・湧川裕斗選手 高校バスケットボールの全国大会「ウインターカップ2024」が23日に開幕。最終日となる29日、男子決勝が行われ福岡大附属大濠が優勝しました。 3年ぶりの優勝を狙う福岡大附属大濠(福岡)と、鳥取勢初の優勝を狙う鳥取城北(鳥取)の決勝戦。第1Q序盤はゲームキャプテンである大濠・湧川裕斗選手が両チームトップの9得点をあげるなど、大濠がリードを広げます。しかし中盤からは鳥取城北が自身のゲームスタイルを取り戻し、第1Q終了時点で「18ー17」と接戦の展開となります。 第2Qも変わらず一進一退の展開となるも、中盤に鳥取城北が逆転。ボールを奪い、出場全選手がしっかりと得点を重ねます。しかし大濠もリードを許さず。3Pシュートで得点を重ね「44ー34」と再び鳥取城北の前に出ます。 第3Qは大濠の渡辺伶音選手が躍動。3Pシュートを3本決めるなど得点を重ね、22点差とさらにリードを広げます。 最終第4Qは鳥取城北がスピードに乗ってボールを回し、果敢にシュートを狙うもリングに嫌われなかなか差を縮められず。目を赤くしながら懸命にプレーを続けるも「77ー57」で破れました。 大濠・湧川選手は4本の3Pシュート含む32得点と躍動。渡辺選手は16得点・14リバウンドの“ダブルダブル”を達成しました。