米製造業新規受注、11月は前月比0.4%減 航空機需要が低迷
[ワシントン 6日 ロイター] - 米商務省が6日発表した11月の製造業新規受注は前月比0.4%減少した。民間航空機の需要低迷を受けた。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.3%減だった。 10月は0.5%増と、当初発表の0.2%増から上方改定された。 前年同月比では0.1%増と小幅に伸びた。 製造業受注の内訳は、民間航空機および部品が7.0%減と大幅に減少。10月は16.4%増だった。 コンピューターや電子製品、金属加工品の受注も減少。一方、機械、一次金属、電気機器・部品は増加した。 製造業出荷は0.1%増、在庫は0.3%増だった。受注残は0.3%増。 企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.4%増。当初発表は0.7%増だった。 コア資本財の出荷は0.3%増。当初発表は0.5%増。 非国防資本財の受注・出荷はいずれも0.9%減少した。