杉村賢也が苦手水面の克服へ一歩前進/ボートレース福岡
ボートレース福岡の「東京・大阪・福岡三都市対抗戦 福岡J・アンクラス杯」は3日に開幕した。 前検で「博多は本当に苦手で…。水面を乗りこなせたことがない」と嘆いていた杉村賢也。ただ、そんな嘆き節とは対照的に、初日9Rは3コースから2着に食い込んで高配提供に一役買った。2コース大平誉史明がまくりを仕掛ける絶好の展開も味方したが、きっちり行きたい場所に舟が向けられていた。「展示タイム通りで、どちらかといえば伸び寄りですね。行き足はいいエンジンの大平さんとも特訓から変わらなかったし、その辺はいいと思う。それに博多にしては乗りやすい。初めてに近い感覚です」と目を輝かせた。干潮時間帯に近く、風も穏やかだったとも杉村にとっては良かったのだろう。 2日目は4R2枠で登場。右隣にいる渡辺浩司をうまく牽制しながら、丁寧に差し場を見つけたい。
マクール