角田裕毅が自己最高グリッド、雨のサンパウロGP予選3番手を回顧…躍進の秘訣は本人いわく「大きいキン●マ」|WEDNESDAY F1 TIME
「だから(インテルラゴスの)1コーナーって結構重要なんですよ。ここでタイヤの状態だったり、タイヤがどのぐらいグリップするかだったり(フィーリングをつかむ)。この周、Q3で1回目のアタックで、あまり雨が降っていない時の状態と、同じようなぐらいプッシュして大丈夫なのかってだいたいわかるぐらいですよね」 角田はセクター1、バックストレートに向かうセクションについて「難しい」とも口にしている。 「ここは結構難しいんですよ。見た目(インターミディエイトタイヤの)山が本当に薄いんですよね。だから何周も走っていたら、スリックになってしまう」 「本当に(タイヤの溝が)何もないなっていう状態ぐらい薄い。もちろん(VCARB 01は)水溜まりとかがなかったら、雨の時にすごくいいグリップをするクルマなんですけど」
「ただ、本当に(雨のトラック上は)ピーキーなんです。だからいろんなコースアウトだったり、クラッシュする人が続出した。ターン3の高速コーナーはひとつの(走行)ラインしかないんですけど、それを外してしまったり、少しでもホイールスピンを起こして進入してしまうと、本当にコントロール失ってしまう。失ったら終わりなんですね」 「だからその(コントロールを)失うか失わない、ギリギリのところで行く。まあ海外で言ったら……(笹原)右京さんは絶対わかると思いますけど“大きいキン●マが必要”ってなりますよね」 この発言を受けて、スタジオにいるサッシャ氏、中野氏、笹原氏はつい笑ってしまう。サッシャ氏が“Big Ball!Big Ballね。もう、まんまの表現でびっくりしました。日本語で言っちゃったから”と言葉を指摘。笹原氏も“ストレート過ぎる”とたしなめた。 サッシャ氏は“(セクター2区間の)インフィールド難しいですよね”と軌道修正。中野氏も“めちゃめちゃ難しい。難しいですね。上りながらの右コーナーなんで相当難しいと思うんだけど、完璧にうまくまとめて走っているように見える”と賛辞。