角田裕毅が自己最高グリッド、雨のサンパウロGP予選3番手を回顧…躍進の秘訣は本人いわく「大きいキン●マ」|WEDNESDAY F1 TIME
VCARB F1チームの角田裕毅が、雨の予選3番手&決勝7位入賞となったF1第21戦サンパウロGPを振り返った。 【動画】「99%イケるだろうというところでブレーキして」雨の中、得意のブレーキングで決めた自己最高予選3位…会心のアタックラップを本人が解説 角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #34』に出演。番組MCのサッシャ氏、角田の師でもあるレーシングドライバーの中野信治氏、先輩ドライバーの笹原右京氏とともに、自己最高3番グリッド獲得となった、予選Q3アタックラップの映像を見ながら振り返った。 アルファタウリ時代のATシリーズは雨になるとブレーキの温度が低下し、ラップタイムの落ちる傾向が顕著だった。だが現VCARB 01はウェットコンディションでも問題なく走ることができているという。
角田は「結構2年前とか(ウェットコンディションでは)すごく苦戦していたんですけど。タイヤのセットアップとか、なかなかタイヤをうまく機能させることができずに、毎回タイムとか落ちていた」と発言。その一方でウェットコンディションとVCARB 01の相性が良いと証言している。 「去年ぐらいからうちのチームは雨で調子が良くて。エクストリームの予選Q1から(一時的に)1番手も取っていたんで」 予選Q3の一発勝負に入った時、トラックコンディションはかなり難しいものだったと角田本人が回顧している。 「(予選Q3残り2分)最後のアタックの時は雨がめちゃめちゃ降ってきたんですよ。Q3最初のアタックの時より。なので、正直タイム更新は狙えるのかな?っていう不安の1コーナーです」 「どういうグリップなのか、あまりわからない状態。やっぱりアウトラップだとタイヤも冷たいので、グリップも少ない」 「グリップがコース上でどのぐらいあるのかわからない状態の1コーナーでした。ブレーキを探り探りしながら、もちろん探りすぎると遅くなっちゃう。ここだったらだいたいいける、99%いけるだろうっていうところでブレーキして。あとはもうだいたい(グリップ感が)わかったら、1コーナーが決まった」