2回の留年で大学中退の危機…早稲田でお笑いにのめり込んだ小島よしおの大学時代「それでも卒業してよかった」と今振り返る訳
早稲田大学教育学部国語国文学科に入学してまもなくお笑いの世界に没頭した、お笑い芸人の小島よしおさん。大学ではお笑いにのめり込むあまり2回の留年を経験し、一時は中退を考えていました。(全5回中の2回) 【画像】「ツイストパーマに髭まで!」大学時代の小島よしおさん「イメージが全然違う!」(全26枚)
■みんなを驚かせたい一心で早稲田大学を受験 ── 小島さんは早稲田大学教育学部国語国文学科をご卒業されています。お父さんの母校でもあるそうですが、進路の決定にお父さんの影響はありましたか? 小島さん:特に父の勧めはなかったですね。周りのみんなを驚かせたくて受けました。高校を卒業して浪人したときに、「ここで僕が早稲田に受かったらみんな驚くだろうな」って思いました。逆境に燃えるところもありましたけど、ただ「おもしろいだろうな」っていうのが大きな理由です。早稲田ならどこでもいいやって思って、高校の履修科目で受けられる学部を受験した結果、商学部と教育学部に受かりました。進学が決まったときは、両親はとても喜んでくれました。
── 簡単に入れるわけではありませんから、驚かせることに成功したのはすごいですね。学部はどうやって決めたのですか? 小島さん:他の同級生と違って正直、国文学を勉強したいという熱意があったわけではありません。商学部と教育学部、どちらを選ぼうか考えていたときに、その前年に広末涼子さんが教育学部に入ったことを思い出し。「同じ授業とれるかも?」って思って学部を決めました。 教育学部では広末さんは1学年上の先輩で、学年が違っても同じ授業がひとつだけあったんです。大学って席が自由じゃないですか?授業で教室に入って広末さんを見つけると隣に行って広末さんが芸能人であることを知らないふりして声かけて「名前なんて言うんですかー?」「出身地どこなの?」とかぐいぐい話しかけたんですよ。そのことをご本人も覚えていて、のちにテレビで「芸能人扱いせずに接してくれた」と、すべてをわかっていながら大人の発言をしてくださっていましたけど(笑)。