2回の留年で大学中退の危機…早稲田でお笑いにのめり込んだ小島よしおの大学時代「それでも卒業してよかった」と今振り返る訳
「ぴーや」は5年くらいまえにテレビ番組で書道する場面があって「ぴーや」を漢字にしてと言われてとっさに「比止」という字にしたんです。それから「比べることを止めよう」という意味に。どれも意味は後づけだったんです。でも僕の学歴を見てか、みなさんのほうが「このネタには何か意味があるんじゃないか?」と思ってくださって、ネタに高尚な意味を見出してくれたんです。 「おっぱっぴー」=「オーシャン・パシフィック・ピース」に込めたメッセージとして、地球の温暖化問題を考えてる人と思われたり…(笑)。本当にありがたいなと思います。そう思ってくださる方に応えていきたいなと思いますし、こういう点でも大学卒業しておいてよかったなと思います。
PROFILE 小島よしおさん 1980年生まれ。沖縄県出身。出生後は千葉県で育つ。早稲田大学教育学部国語国文学科在学中より芸人としての活動をスタート。「そんなの関係ねぇ!」「はい、おっぱっぴー」などのギャグで2007年に大ブレーク。『ユーキャン新語・流行語大賞2007』にノミネートされるなど話題を集めた。現在は子ども向けのライブを精力的にこなし、YouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」「ピーヤの休日【ピーヤTV】」なども人気。著書には、子どもの悩みに寄り添ったアドバイスが好評で書籍化された『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)、『最強無敵の雑草たち(10歳から学ぶ 植物の生きる知恵)』(家の光協会)など。 取材・文/加藤文惠 画像提供/小島よしお
加藤文惠