御前崎沖で五目釣り…ワラサ、ヒラメ、ヨコスジフエダイ…五目どころか15種ゲット…釣りガール三浦愛の愛LOVEフィッシング
最強の五目釣り『道楽釣り』へ、御前崎沖に向かいました。道楽釣りとは、サビキ仕掛けで釣ったアジなどをそのまま放っておいて、他の魚が食いつくのを待つ釣りで、今回は70センチ超えのワラサやヒラメなど「五目」(5種)どころか「15種」の魚をゲット。中でも初めてヨコスジフエダイを釣り上げるなど、うれしいハプニングが続出でした。 **** 今回は福田港・海豊丸さんにお世話になります。海豊丸さんは人気船で毎日のように予約でいっぱいですが、特に人気なのが、今回行う道楽釣り。今年の2月にもお世話になりましたが、その時に「良い時期は秋だよ」と教えていただいたので、再び挑戦させていただきました! ちなみに、前回70センチほどのオオニベやハタなど釣れたので、今回は弟のリョウを連れてきました。きょうだいそろって埼玉から静岡に移住した“釣りバカ”コンビです。 ポイントは御前崎方面のアジが群れる場所。40メートル程からスタートです。道楽釣りとは、別名『縦釣り』とも呼ばれます。1番上にアミエビをまくカゴ、その下に針6本の胴付き仕掛け、1番下にオモリを付けます。まずは、そのまま海底に落として少し巻き上げるとアミエビがカゴからまかれてアジを寄せます。 針自体にエサは付けませんが、針に付いているキラキラした繊維などを間違ってアジが食べます。さお先を見て「アジが付いたなぁ」と思ったら海底まで落とします。今回のメインターゲットは、ヒラメなので海底を重点的に狙います。 さお先を見ていると振動が強くなります。アジが明らかに暴れている様子が分かります。これはアジの周りに何者かがいると推測できます。『前アタリ』とも言われ、緊張の瞬間です。その後ググッと、さおがしなったら魚が掛かったサイン。一定の速度でリールを巻き上げます。 まずは初めて釣るヨコスジフエダイ。こんなかわいい顔して甲殻類や小魚を食べる魚食性魚だそうですが、アジはおなかの中にいませんでした。針のキラキラした繊維を間違って捕食したのでしょうか。 その後もソウダガツオ、キジハタ、イサキ、アカハタ、シマアジ、イトヒキアジなど様々な魚が釣れて楽しんでいると、リョウが「ゴミが引っかかったかも」と言いながら重そうに引き上げてきたら、なんと70センチ超のヒラメ! あまりのデカさに、きょうだいそろってあ然としてました(笑い)。 弟に負けるわけにはいかない姉ですが、ここで大きなアタリが。引き上げてきたら再び大きなオオニベ! その後も70センチほどのワラサもゲットし、クーラーいっぱいで帰港しました。きょうだいそろって大満足。ずっとアタリがあるので夢中で時間が過ぎるのが、あっという間でした。数えてみると15種ほど釣れ、五目どころではない豊富な種類をゲットできました。 今回のレシピは弟が釣ったヒラメを使用します! 【ヒラメの和風ムニエル】 ▽材料 ヒラメ1尾、 バター15グラム、塩適量、胡椒適量、小麦粉適量、オリーブオイル大さじ1、(ソース用)しめじ1/4房、ミニトマト4個、小ネギ適量、バター30グラム、しょうゆ小さじ2、 ▽作り方 〈1〉ヒラメの冊は半分に切り、塩を振る。 〈2〉小麦粉を満遍なくまぶす。 〈3〉オリーブオイルをフライパンに入れ、冷たい状態からヒラメを入れて焦げ目がつくまで焼く。 〈4〉バターを溶かしてヒラメにまわしかけながら焼く。 〈5〉一旦フライパンから取り出す。 〈6〉フライパンの汚れを拭き取ったら、ソース用のバターを溶かす。 〈7〉荒みじん切りにしたトマトとしめじを加える。 〈8〉しょうゆを加える。 〈9〉刻んだ小ネギを加えてソースの完成。 〈10〉焼いたヒラメにソースをかけたら完成。
報知新聞社