まるで翡翠! 美しすぎるジェノベーゼパスタを食べに清澄白河のイタリアンへ
牛肉のタリアータ✕熟成赤ワイン
メインディッシュのおすすめ肉料理は「和牛ハラミのタリアータ 半熟卵とトリュフ、パルミジャーノ和え」。和牛ハラミをレアに焼いて、薄切りに。その上にトリュフ、パルミジャーノ・レジャーノがたっぷりと掛けられている。
さらに、皿の中心には半熟卵が忍ばせてある。食べるときは、タリアータにとろりとした卵とトリュフ、パルミジャーノ・レジャーノを絡めるのがおすすめ。
4つの味が贅沢に重なり、食いしん坊の美食家たちを喜ばせる絶品の味わいだ。
タリアータにペアリングしたいのは、イタリア・アブルッツォ州の赤ワイン。「こちらのモンテプルチアーノ・ダブルッツォは果実味やタンニンがしっかりあるワインでうまみのある肉料理にも負けない赤ワインです」と安田さん。2018年のワインは飲み頃を迎えており、スパイシーさや熟成によるこなれ感も出てきていて、タリアータと合わせてもバランスのよい組み合わせだった。
安田さんの「私が恋した自然派ワイン」
安田さんが恋した自然派ワインは、きれいな色のオレンジワイン。 「ドメーヌ・グロスのトリオというオレンジワインです。3~4年前に出会ったのですが、ちょうどボトルワイン1種類でどんな食事にも合わせやすいものがないかと探していたときに出会いました。
こちらのオレンジワインは、ピノ・グリが入っていて、赤っぽい色が交じるオレンジワインです。ほとんどの食事に合わせることができますし、お客さんに出してみると、女性を中心にかわいいという反応がありました。 実際に、こちらのワインはいろいろな要素が感じられて、どんな食事にも合わせやすくなっています。ぜひ試してみてください」
イタリアやフランスの自然派ワインを中心にラインアップ
レ・デリッツェ・デル・モンドではイタリアやフランスを中心に自然派ワインが用意されている。なかでもフランス・アルザス地方のピノ・グリやゲヴュルツトラミネールを使ったオレンジワインやロゼワインを多めにセレクト。さまざまな食事に合わせやすく、テーブルが華やかになるワインがフィーチャーされている。グラス10種類(880~2,200円)、ボトル(6,600~13,200円)。