4―9月 日本製鋼所の経常益27%増 産機は減益
日本製鋼所が8日に発表した2024年4―9月期連結決算は前期同期比で売上高が1・7%減となり、営業利益は43・3%増、経常利益が26・8%増、純利益は26・2%増となった。売上高、営業利益ともに産業機械事業が減ったものの、素形材・エンジニアリング事業が増えた結果、増益。25年3月期の通期連結業績予想は前回予想から売上高、利益ともに上方修正。1株当たりの配当金は中間が38円(前期は29円)、期末は38円(同30円)と前回予想から1円増やし、年間を76円(同59円)と増配とした。