「今天心と戦ったら負ける」…那須川天心が標的にする東洋王者の栗原慶太が判定勝利も想定外の苦戦に“号泣”引退示唆…陣営も弱気発言
陣営は、途中、栗原に何度も「強弱!」との指示を飛ばしたが、攻撃に変化をつけることができず、破壊力を秘めたパンチは空回りし、ガードの甘さやボディワークの拙さが目立った。対照的に4戦目で天心がスピードとタイミング、攻撃の連続性に恐るべき進化を示したことが、小林会長の弱気発言につながったのかもしれない。 栗原陣営の1人は「相当なダメージがある。年内に試合をするのは無理だと思う」との見解を口にした。天心陣営が予定している次戦は10月か11月。そうなると栗原が天心の挑戦を受けることも難しくなる。プロ戦績を28戦19勝(16KO)8敗1分とした31歳のバンタム級屈指のハードパンチャーは果たしてどんな決断を下すのだろうか。 (文責・本郷陽一、RONSPO、スポーツタイムズ通信社)
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