【肩こり解消法】理学療法士が教える「自宅でできる」簡単ストレッチ
デスクワーク中にできる肩こり解消の“ながら”ストレッチを、理学療法士の吉田一也さんがレクチャー。肩に直接アプローチするより、鎖骨や全身からいい状態に整えるのが効果的だそう。それぞれ短時間でできるからさっそくトライ! 〈画像で見る〉どこでも簡単にできる「肩こり解消ストレッチ」
座ってできるストレッチ
1. 首の前側を伸ばしてあごの動きをスムーズに 頭が前に出てしまう原因の1つは「あごが引けない」こと。それは、集中すると肩に力が入り、鎖骨が引き上げられてあご・首まわりの筋肉がカチカチになるせい。ストレッチで緊張を解放するとあごがスムーズに動くようになります。 写真のように両手のひらを鎖骨下に当てます。手のひらで下に引っ張るようなイメージで鎖骨下の皮膚を押し下げます。そのままあごを天井に向けて突き出し、首の前側を伸ばします。5秒×2回。
2. 首のサイドを伸ばしてストレートネックを解消!
①の状態から顔を斜め左に向けます。首の右側(胸鎖乳突筋)が伸びているのを感じながら5秒キープ×2回。胸鎖乳突筋をストレッチしてしっかりゆるませるとストレートネック(頭が前に出て首の後ろ側の筋肉が伸びた状態のこと)が解消され、頭が胴体の上にきちんとのった正しい姿勢に。次に顔を斜め右に向けて同様に行います。 撮影/国井美奈子 スタイリング/秋永知香 モデル/春輝(VOCEST!) 監修/吉田一也 取材・文/飯田帆乃香 Edited by 西村 美名子
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