紀平梨花が2季連続での『全休』を発表…21年に右足骨折「まだ安心して全力で動ける状態ではない」【フィギュア】
フィギュアスケート女子の2018年GPファイナル女王の紀平梨花(21)=トヨタ自動車=が18日、今季の試合を全休すると発表した。21年7月に負った右足距骨疲労骨折からの回復を優先するためで、昨季に続いて2季連続のシーズン全休となる。21日から始まるブロック大会の中部選手権(名古屋市)を欠場するため、全日本選手権の出場は不可能となる。 ◆紀平梨花、ツインテール&ウインクショット【写真複数】 紀平はX(旧ツイッター)などを通じて、負傷について「ほぼ完治に近づいており、毎日の氷上練習も再開できている」と状態を説明。しかし、磁気共鳴画像装置(MRI)や紀平自身の感覚から「まだ安心して全力で動ける状態ではないとの医師の判断があった」といい、ブライアン・オーサーコーチとも相談し、全休を決断した。 19、20年の全日本選手権を制した紀平は、22年に一度復帰したが全日本選手権11位。昨年もブロック大会直前の9月にけがの治療に専念するためにシーズン全休を表明した。
中日スポーツ